24 – Twenty-Four

24-Twenty Four

シーズン2第16話

ミシェルが音声記録についてアリを尋問し、アリは関係を否定します。ミシェルはトニーにアリの主張を報告しますが、トニーは信じず、音声記録は本物であるとパーマー大統領に伝えます。
一方でミシェルはアリの主張を信じ、ジャックに伝えます。アリがグアンタナモに移送される直前に、ジャックがアリに息子の生存を伝えた上でもう一度真意を問います。それに対してアリは改めて関与を否定し、その直後に謎の狙撃手によって射殺されてしまいます。

アリ殺害によってジャックは音声記録が偽物であると確信しますが、トニーはそれでもジャックの主張を聞きません。パーマー大統領は、ジャックから音声記録が捏造である可能性を聞かされ、数時間だけならその証拠を待てるといいます。

そんな折、ジャックは、記録が捏造であることを示す証拠を持っているという謎の男から電話を受け、証拠と引き換えにケイトを自分のもとへ届けるように要求されます。ジャックはミッシェルの助けをかり、CTUからケイトを連れ出しますが、それをキャリーに見られてしまいます。
これはその後のトニーとミシェルの会話です。

TONY: Did you help Jack take Kate Warner out of here?

MICHELLE: Of course not. Is that what Carrie told you? That I’m in collusion with Jack?

TONY: Yeah?

MICHELLE: Well, I don’t know what to tell you. She doesn’t know what she’s talking about.

TONY: Look, Michelle, it doesn’t matter whether you think Jack is right or wrong. The fact is this is my command and what happens here is my responsibility.

 

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非正規の拘置所に、ある囚人が収容され、ジャックはどうしてもその囚人とコンタクトを取りたいので、そのためにパーマー上院議員にコネをつかって何としてくれないかというお願いをしているところです。

David Palmer: Thank you. Jack, it’s me. Did you get anything from Alexis Drazen? (ありがとう。ジャック、私だ。アレクシス・ドレ―ゼンから何か得られたのか?)

Jack Bauer: No, sir. He’s just coming out of surgery now, but I did follow up on a lead we got from his hotel room. Senator, I’m gonna need your help. (まだです。彼は手術を終えたばかりですが、ホテルの部屋で見つけた手がかりを追っているところです。パーマー上院議員、お力を貸していただきたいことがあります)

David Palmer: Go on. (なんだね)

Jack Bauer: I’m at something called a class-three detention facility. It’s basically a prison that doesn’t exist, and neither does the prisoner they just brought in. (第三類拘置所と呼ばれる施設にきています。非公式の刑務所のようなもので、今収容された囚人も存在しないことになっています)

David Palmer: Who’s the prisoner? (囚人は誰なんだ)

Jack Bauer: That’s where I’m gonna need your help, sir. This place is run by the Department of Defense. (そこが助けが必要なところです。国防総省がこの施設を運営しています)

David Palmer: You want me to pull some strings? (私に裏で手をまわしてほしいのか)

Jack Bauer: I need access to the prisoner as soon as you can make it happen.(早急にその囚人と話す必要があるのでお願いします)

 

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ボブ・ワーナの部下であり、その娘マリーと婚約していたレーザは、マリーに婚約を破棄され、マリーの姉ケイトに疑われてCTU捜査官に拘束されてしまいました。

レーザが自分の無実を証明するために、CTU捜査官とオフィスに行ったシーンです。オフィスにつくとCTU捜査官がレーザを椅子に座らせ、手錠をかけます。

 

REZA: I can’t work like this.(これじゃ作業ができない)

RICHARDS: I’ll be keying the computer.(俺がパソコンに打ち込むからいい)
[The computer boots up.]

RICHARDS: How do I open the invoice files?(請求書ファイルはどうやって開く?)

REZA: What?(なんだって?)

RICHARDS: I need to access the invoice files.(請求書ファイルにアクセスする必要があるんだ)

REZA: File, open, warehouse.(ファイルを開いて、ウェアハウスのフォルダを開く)

RICHARDS: How are they ordered?(ファイルの管理順はどうなっている?)

REZA: Chronologically I think.(時系列だと思う)

RICHARDS: You think?(思う?)

REZA: Look, my fiancée just left me on my wedding day because I’m sending her father to jail. And since he’s my employer, that pretty much means my whole life’s in the toilet. So why don’t you cut me some slack.(待てよ、婚約者には、自分の父親を刑務所に送ったと、結婚式当日にフラれ、しかもその父親は俺の雇用主でもあるから俺の人生はもうめちゃくちゃさ。少しは寛大な目で見てくれないか?)

RICHARD: There’s a nuke somewhere in this city. And you don’t give me something useful in the next hour; I’ll take you back to CTU and chain you to the roof, so you’ll have a front row seat when the damn thing goes off.(この街のどこかに核爆弾があるんだ。お前が1時間以内に何か役に立つ情報をよこさないなら、核爆弾が起きるときに最前列で見物できるように、CTUに連れて帰って屋根に括り付けてやる)

 

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ジャックの娘キムは高校中退した後、マシスン宅で住み込みのベビーシッターとして働いていました。その家の娘のメーガンが父親から暴力を受けていることを知り、キムはメーガンを家から連れ出します。

いろいろすったもんだあり、キムの彼氏ミゲルは、キムを逃がすために奮闘しその際の事故が原因で右脚を切断するはめになります。

キムはその事実を知らず、ミゲルに電話をします。そして自分は逃げたこと以外、罪に問われることはなさそうだと伝え、ミゲルの様子を聞きます。

KIM: How about you?(あなたはどう?)

MIGUEL: I’m fine.(大丈夫だ)

KIM: Are you sure? I mean, you don’t sound-(ほんとに?なんか声がちょっと・・)

MIGUEL: I don’t sound what? Excited? Gee, Kim, I’m really sorry.(声がなんだって?興奮してるって?悪かったな、キム)

KIM: Miguel, what’s wrong? Why are you acting like this?(ミゲル、どうしたの?なんかおかしいわよ)

MIGUEL: I shoulda never let you talk me into doing all that stuff.(君に言いくるめられてあんなことするんじゃなかった)

KIM: Yeah, but it worked out.(でもうまくいったわ)

MIGUEL: For you. I’m the one that’s here in the hospital.(君にとってはね。俺はこのとおり病院だ)

KIM: You just said you were fine.(さっき大丈夫って言ったじゃない)

MIGUEL: I am going to be fine. I’m just gonna be…fine without you.(大丈夫になるさ。君がいなくても大丈夫だ)

KIM: What?!(え?!)

MIGUEL: I don’t wanna see you anymore.(もう会いたくない)

KIM: Why not?!(どうして?)

MIGUEL: There’s no why not. It just is.(理由も何もない。ただ会いたくないんだ)

KIM: No. Miguel, what is going on? Are you okay? I’m coming to see you right now.(いやよ、ミゲル、どうしたの?大丈夫?これから会いに行くわ)

MIGUEL: Kim, I said no. It’s over.(キム、嫌だって言ってるだろ。もう終わりだ)

KIM: You mean that?(本気なの?)

MIGUEL: Yeah, I mean it.(ああ、本気だ)